品質保証を今一度考える

自分みたいに個人で塗装するのなら、品質保証などは示されないでしょう。たとえ、質の悪い塗装になっても、塗ってしまえばその時点では悪さ加減を全部探知できないと思います。塗装の品質は塗装後よりも、さらに長らくかかるもので、1ヶ月後、半年後にはどうなっているかなどは、その時でしか評価できないと思っています。塗装業者なら、その期間を把握しているでしょうから、無償での塗り直しをしてくれるでしょう。外壁の塗り直しの時期は約10年といいますから、業者も10年までの保証(補償)を設けているようでした。初期では、塗装の技術的な問題(トラブル)が多いと思います。私の場合、日曜大工程度で、腕を磨いているワケでもない素人ですから、刷毛やローラー、スプレー缶などの用具を使ったところで、色ムラができてしまいました。スプレー缶は特に難しさがあり、塗装したいモノとの飛散する距離感が肝心で、どうしても薄付き、厚塗りが目立つものでした。これが私の場合の初期トラブルです。その塗装直後を通り越したら、トラブルは少なく、安定する期間があります。偶発的なトラブルでもない限りは、塗料が浮いてペリペリ剥がれたりもしないようでした。さらにその時期を通り越すと、磨耗や老朽化でトラブルが非常に多くなります。私の場合は、顔料の褪色でした。ブラックに塗装していたモノが次第にグレーっぽくなり、薄付きに見えてしまいました。こうした場合の品質保証が個人はできないので、やはり業者任せがいいように感じます。

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