地域密着の防水工事会社

実家のマンションの防水工事の話です。

築50年、100世帯ほどのマンションですが
中古分譲マンションとしても、人気が高く
購入金額より、高く売ることも出来るため
住民が一丸となって、美しく保つように努めていました。

数年前、近隣の似たようなマンションが、一斉に防水工事を始めました。
当マンションの管理組合でも、そろそろ防水工事を始めたほうが
良いのではないかと議題に上がりました。
そして、管理費の積立金を使って工事を進めることになりました。

お願いするのは、地域の工事会社です。
近所の会社なので、丁寧にしてくれるだろうと
思われたので、決定しました。

さっそく足場が組まれ、作業員が高い足場を行き来し始めました。
作業中は、サンルームやベランダから家の中が見えるので、
必ずレースのカーテンなどで目隠しをするように、指示がありました。

私の家は、最上階なので一番初めに着手されました。
濃いベージュのゴムのような液体を、ベランダいっぱいに塗られ
乾燥を待ちました。
ところが、いざ乾燥してみると髪の毛のようなゴミのようなものが
付着していて、一緒に乾いていました。

うちの母はとてもキレイ好きで、神経質な性質です。
ゴミが気になって仕方がないようでした。
実際は、ベランダで育てている観葉植物を置くと
見えなくなるので、私は気にならなかったのですが
母は違いました。

作業員に直談判して、塗り直しをお願いしました。
どういう反応をするだろうと見守っていると
作業員は嫌な顔をせず、後日塗り直しをしますと
約束してくれました。

2度目の作業で、キレイにゴミは取れていました。
個人的なお願いでしたが、快く聞いてもらえて
またこの会社にお願いしようと思いました。

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