向き不向きを考える

塗装をするなら、例えば、屋外の塗装ならば、やっぱり耐候性は考えなければならず、塗料を選ぶならば、機能性です。耐候性が優れていることが強調されていても、塗装で失敗することもあります。実際にリメイク好きの自分がそうでしたが、一般に硬い塗膜が多いので、塗装する前の塗膜が弾性塗料のように柔らかい場合、そのまま塗装(塗布)したら、硬い塗膜なので割れてしまうことがありました。もちろん、下地処理を適当に行なってしまったのも原因になったのだと思うのですが、いくら良い塗料を使ったとしても、自分のように素人が行うなら、その性能を発揮できないので注意したほうがいいと言えます。なので、塗料選びも施工も、できるなら業者任せがおすすめです。塗装を行う場合、屋内ならばまだしも、屋外塗装では耐久性を第一に考えるべきです。紫外線を受けても劣化しない耐候性は考えたことがあるでしょうか。北面は日差しも遮られるでしょうが、その分、苔が気になります。また、割れないのは言うまでもなく、内装でも塗料が剥がれないことはポイントです。塗料を選ぶ際は、密着性でも選ぶようにしています。塗料の耐候性は評価点が付いているので、日曜大工をするにしても選びにくいことはないでしょう。それなのに剥げてしまうのは、実体験から塗装する素地に安定して密着していないからだと感じています。金属製のインテリア小物に塗装するにも、水溶性塗料は素地が塗料を弾いてしまい、不向きです。

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